君と私の90日
夏目side

春樹さんが帰って行ったあと、
私はベットに潜った。

「かっこよかった…」

真っ黒な髪、鋭けど落ち着いた瞳、
私よりもずっと高い身長、
細長くてしっかりとした指…

どれも、初めて見た。

「わたし、死んじゃうんだ」

今日は朝からなんだか
心がそわそわしていた。
忙しい検査があるわけじゃないのに、
落ち着かない。

虫の知らせってやつかなぁ…なんて。





< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop