夢見る、私




静かになった病室に

トーマが開けてくれたであろう窓から暖かな風が吹き込んできた。


気持ちいい、


と穏やかな気持ちに浸ろうとしていたのも束の間で

今度は同室の美佳たちを引き連れた先生がやってきた。




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