“ 好き ”を教えて。Ⅱ


ちゅっ…



最後にわざとらしくリップ音を残し唇を離す。



「あ!まだ接客途中だった!戻ろう!」




「は?だめ。真尋に接客はさせない。」




「…なんで?」





「さっきみたいになったら嫌だろ?ってか俺が嫌。」


こんな可愛い真尋を他の男に見せたくない。



「…確かに嫌だけど…。あ、そういえば!さっき黒い翔が出てた!」



はぁ?黒い俺?










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