“ 好き ”を教えて。Ⅱ




「…んー。」




真尋はそう言って目を覚ました。
俺の存在に気付いた真尋は“おはよう”と笑顔で言った。




…ってか、真尋ずっと抱きついて眠ってたんだよね…だから今も…




「なぁ真尋。誘ってんの?」





「へっ⁉︎」



真尋は“今気づきました”と言うように顔を真っ赤にした。




「やっ!見ないで!」



そう言ってシーツで身体を隠しそっぽを向いてしまった。



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