“ 好き ”を教えて。Ⅱ





「その件で話があってね。
…あなた達の中で、結婚するかしないか決断は出来ているのかしら?」





そう言ったのは私のお母さん。





「はい。出来ています。
…真尋は、僕が幸せにします。」




「私も…翔のこと幸せにします。」



「翔くん、真尋のことを頼んだよ。」




「はい!」




「真尋も、翔くんに迷惑かけるんじゃないよ?」



「はーい」



「翔、真尋ちゃん婚姻届はいつ出すの?」



「明日、2人で出して来ますね。」





「そう。翔も真尋ちゃんに迷惑かけないようにね。」




< 326 / 333 >

この作品をシェア

pagetop