永遠の眠りの先
第一章
プロローグ
此処は何処だろう。天国? いや、もしかしたら夢かな。…確か私、倒れたんだっけ?
せっかくの楽しい修学旅行に倒れて、本当運が悪い。
__私は、神様なんて大嫌いだった。
私を知らない世界に連れて行こうとしたり、私だけ入院させちゃったり、本当、いつまで神様を恨めば良いんだろうって思っていた。
「いつか、本当に連れて行っちゃうんでしょう?」
夢の中で、私はそう問う。勿論返事は帰ってこないが、神様に聞いておきたかったのだ。
殺風景の夢の中で私は一人。神様も天使も悪魔も、誰も居ない。
私は生まれつき体が弱く、今まで何度も倒れてしまい家族に迷惑ばかりかけてしまっていた。
「神様、出来ればで良いのです。……もしも私が死んで、この世から居なくなってしまっても、みんなの毎日の生活を幸せにしてくれませんか…?」
ゆらりと何か影が見えたが、直ぐに消えてしまった。
せっかくの楽しい修学旅行に倒れて、本当運が悪い。
__私は、神様なんて大嫌いだった。
私を知らない世界に連れて行こうとしたり、私だけ入院させちゃったり、本当、いつまで神様を恨めば良いんだろうって思っていた。
「いつか、本当に連れて行っちゃうんでしょう?」
夢の中で、私はそう問う。勿論返事は帰ってこないが、神様に聞いておきたかったのだ。
殺風景の夢の中で私は一人。神様も天使も悪魔も、誰も居ない。
私は生まれつき体が弱く、今まで何度も倒れてしまい家族に迷惑ばかりかけてしまっていた。
「神様、出来ればで良いのです。……もしも私が死んで、この世から居なくなってしまっても、みんなの毎日の生活を幸せにしてくれませんか…?」
ゆらりと何か影が見えたが、直ぐに消えてしまった。