永遠の眠りの先
天国までの道
「__あかり」
誰かに呼ばれた気がした。目を覚ますと、そこには友達の美幸と梨佐が目の前の椅子に座っていた。此処は…病院だろうか。
「大丈夫?」
美幸は私を心配そうな目で見つめた。
「うん、大丈夫だよ。ていうか私、また倒れちゃったんだね…」
また二人に迷惑をかけてしまうなんて弱いなぁ、私。今度こそ倒れないってちゃんと決めてたのに。まぁでも、それでも倒れちゃうんだけど。
「気にしなくて良いよ? 私達、少しでも長い間あかりと一緒に居たいから」
「はは…ありがとうね…。でも本当に、ごめん」
布団をぎゅっと握りしめ涙目で私は答えた。少し間が開いたくらいだろうか、梨佐が言った。
「早く元気になってね?」
「ん…」
二人にはいつも本当にお世話になってる。私が倒れた時だけでなく、顔色が悪いときまで心配してくれる。少しだけ嬉しかった。
「じゃあ私達はそろそろ帰ろうかな。お大事に、あかり。また明日」
梨佐は立ち上がり、私に優しく微笑み小さく手を振った。
「うん、二人ともまたね」
私が言い終えると二人の姿は視界から消えていた。私は小さくため息をつき、ベッドの隣にお守りのように置いた写真を眺めた。
誰かに呼ばれた気がした。目を覚ますと、そこには友達の美幸と梨佐が目の前の椅子に座っていた。此処は…病院だろうか。
「大丈夫?」
美幸は私を心配そうな目で見つめた。
「うん、大丈夫だよ。ていうか私、また倒れちゃったんだね…」
また二人に迷惑をかけてしまうなんて弱いなぁ、私。今度こそ倒れないってちゃんと決めてたのに。まぁでも、それでも倒れちゃうんだけど。
「気にしなくて良いよ? 私達、少しでも長い間あかりと一緒に居たいから」
「はは…ありがとうね…。でも本当に、ごめん」
布団をぎゅっと握りしめ涙目で私は答えた。少し間が開いたくらいだろうか、梨佐が言った。
「早く元気になってね?」
「ん…」
二人にはいつも本当にお世話になってる。私が倒れた時だけでなく、顔色が悪いときまで心配してくれる。少しだけ嬉しかった。
「じゃあ私達はそろそろ帰ろうかな。お大事に、あかり。また明日」
梨佐は立ち上がり、私に優しく微笑み小さく手を振った。
「うん、二人ともまたね」
私が言い終えると二人の姿は視界から消えていた。私は小さくため息をつき、ベッドの隣にお守りのように置いた写真を眺めた。