不器用な恋
結局先生にお説教を受けた私。

「あやー。元気だしな?」


落ち込む私にポンと肩を叩く。

この子は私の親友のえり。

ショートカットの茶髪で
可愛いと言うより美人な子。

「うん。えり、ありがと♪」

「その代わり明日は早く起きなよ?」

「はーい。」


「冴島!」


男子に声をかけられ
勢いよく振り替える。


「なに?佐藤くん。」


彼は佐藤ひろくん。


学校のアイドル。


サッカー部所属で女子から
騒がれている。


だけどそんな人が私に
なんの用かな?


私は佐藤くんに連れ出され
屋上に行った。
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