最強魔女と魔力の石
あ、いた。
汗をかきながら一生懸命練習してる
「こんにちは、トライアンス」
暑いせいかトライアンスの顔が赤くなる
「り、リリーじゃねーか
どうした、こんなとこで?」
「んー、みんなを見にきたってとこかな」
そう言って少し微笑む
「そ、そうか…」
「あ、そうだ!
これから町にでてみんなでお昼食べに行かない?」
私の突然の提案に少し驚いた顔を見せたトライアンス
だがすぐにこういった
「おぅ、楽しそうだな
早く行こうぜ」
「じゃあの三人も誘ってきましょ」
トライアンスは「おぅ」といって私の隣に立ち、歩き出す
横に並んだトライアンスはもう私より大きくて、大人びていた
らしくないな、なんて…
気づけばもう三人のもとについていた