不器用な恋愛
学校を離れた瞬間私たちは手を繋いだ。


ひろの手温かい。


二人で話ながらしゃべっていたら
さっきまでの悩みはどこかへいってしまった。


しかし、私は結局悩まなきゃいけなくなる。


「おー。ひろ。」


遠くにいる人たちがひろに思いっきり手を振っている。


「よっ、久しぶり!」

「え、だれ?」
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