『生んで終わりじゃねーのよ』 出産・育児 働くオバちゃんの奮闘記
さあ、入院です、何が起こるのでしょうか。


「じゃあ俺、帰るねー」
「おう、後は任せた」


夫よ、不在の間シッカリと働くのだぞ。


そして寝付けぬ夜になり、いきなりお呼び出し。


「今から診察ですー」


夜の9時だよ、先生働いてるねえ。


パジャマのまま診察室へ、そしてされた処置は


「子宮頚管熱化剤」の投入。


これは子宮をやわらかくして、開きやすくする薬です。


そのまま就寝、当然繊細な体質の私、眠れない。


何だかヘンな匂いがするんですよ、入院病棟は。


独特の甘酸っぱい匂い、赤ちゃんのシモの匂いなのかなこれは。
< 59 / 573 >

この作品をシェア

pagetop