『生んで終わりじゃねーのよ』 出産・育児 働くオバちゃんの奮闘記
黄疸とは、血液中にあるヘモグロビンという物質が壊れてビリルビンという物質が発生する事によって起こります。


このビリルビンによって皮膚が黄色く見えたり、白目が黄色くなったりするんですね。


出生直後の赤ちゃんの9割に発症しますので、そう珍しい症状ではありません。


ちなみに、母乳で育児している人にも多いそうです。


ただし、放置して置くのは危険。


ビリルビン脳症を起こす可能性があるから。


脳の中にある、中枢神経細胞を冒して脳性まひや言語障害、聴覚障害を引き起こる場合もあるため、もし黄疸が発見されたら、即、保育器の中で光線治療(紫外線の出る電灯を当て、血液中のビリルビンを分解する)が始まります。


ちなみに、紫外線は新生児の目には危険なので、目隠しをされた上での治療。





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