嫌い…うそ。本当は大好きだよ
あ…何であいつ、あんなとこに…?
「ね、あいつは誘わないの?」
「ん?あー、橘か…。」
そいつは、めっちゃ嫌そうな顔をした。
「日向、あいつには関わらねぇ方が身のためだぜ?目つき悪いし、よく授業サボってんじゃん。」
「んー、たしかにそうだけど…」
あいつは、本当は悪いやつじゃないと思うんだよね、なんとなく…。
「俺さー、あいつのこと嫌いっつーか、苦手なんだよな…」
「…んー、まいっか!!続きしよ、続き♪」
「おうっ!!」
橘君…橘 ヒロ君。
同じクラスだけど、話した事は一度もなくて、他の誰かと仲良く話している所も見たことがない。
目つきは悪く、ピアスを開け、黒髪。
うーん、顔はかっこいいのに、もう少し直せば絶対恐がられなくなると思うんだけどな…
「おーい!!日向ぁー、ぼーっとしてねぇで、早くパスしろよー!!」
私は調子に乗って、格好つけて蹴ろうとした…
「うわっ!!」
昨日、雨が降ってぬかるんだ所で滑ってしまった…。
「ね、あいつは誘わないの?」
「ん?あー、橘か…。」
そいつは、めっちゃ嫌そうな顔をした。
「日向、あいつには関わらねぇ方が身のためだぜ?目つき悪いし、よく授業サボってんじゃん。」
「んー、たしかにそうだけど…」
あいつは、本当は悪いやつじゃないと思うんだよね、なんとなく…。
「俺さー、あいつのこと嫌いっつーか、苦手なんだよな…」
「…んー、まいっか!!続きしよ、続き♪」
「おうっ!!」
橘君…橘 ヒロ君。
同じクラスだけど、話した事は一度もなくて、他の誰かと仲良く話している所も見たことがない。
目つきは悪く、ピアスを開け、黒髪。
うーん、顔はかっこいいのに、もう少し直せば絶対恐がられなくなると思うんだけどな…
「おーい!!日向ぁー、ぼーっとしてねぇで、早くパスしろよー!!」
私は調子に乗って、格好つけて蹴ろうとした…
「うわっ!!」
昨日、雨が降ってぬかるんだ所で滑ってしまった…。