伝えられたら
第二章

高校

私は、家から歩いて20分ほどにある
進学校に進学した。

偶然にも、雪夜も同じ学校。

また同じ学校だから、仲良くなれるって思ったけど
雪夜には、仲のいい女の子がいた。

その子の名前は棗小夏(なつめこなつ)
中学校の頃は、確か雪夜と同じクラスだった。

結構仲がよくて、私の入る場所なんてなかった。

その時にはもう半分諦めてた。
雪夜と元通りの関係に戻るなんて、
もう無理なんだって…
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