愛と涙と、ぬくもりと。
そんな日が1ヶ月ほど続いたある日のこと。
事件は起こった。




私と親友の朱莉(あかり)は毎朝みんなより一本早い電車で登校している。
誰もいない教室が、静かな空間が好きだから。




平沢も毎日私と同じ時間に来ていた。




しかしその日は、普段はいるはずのない智恵がいた。



私は何と無く胸騒ぎを覚えた。
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