愛と涙と、ぬくもりと。
それから先も、メールは2日と空けることなく続いた。


どちらからともなくとりとめのない話をした。


しばらく経ったある日。
私は髪を切ることにした。別に何かあるわけでもなく、たださっぱりしたかった。



肩につくくらいの髪を、ベリーショートまで切った。
不思議と心まで軽くなった気がした。


だから私は軽い心のまま、平沢にメールを飛ばした。
< 24 / 26 >

この作品をシェア

pagetop