告白から始まる恋

「戻りましたー!」

と、言うと

「おかえりなさーい!」

石黒だった。
最初とは打って変わって
笑顔でテキパキと働いていた

「お!石黒くん偉いじゃん!
そんなに早く食べたいの?(笑)」

「はい!!!」

「お…そんなになのね!じゃあ、全員に配りおわったら食べよう!」


全員にお弁当が行き渡り


「じゃあ、たべますか!
いただきまーす!」


「いただきまーす!!」(全員)

「てか、カレーじゃないじゃないですか!!」

と石黒が残念な感じで話しかけてきた

「ほんとだねー!山ちゃんどういうことー!!」

「え!?だってカレーって聞いた気がしたんだもーん!」


そんな会話で
クラス全体的にいい雰囲気がでてきた

石黒のイメージもかわり

明日からの泊りも楽しみになった


お昼も終わり
個別にガイダンスとなる


「では、午後は個別にガイダンスになります!席はクラスごとだけど今日この部屋には戻ることはないので忘れ物しないようにお願いします!
じゃあ、明日またここに9時半に集合になるので遅刻せずに来て下さい!解散」


皆、準備をして部屋を出た


「佐伯さん!今日はありがとー!」

石黒が教室をでる際に一言。
ありがとうの言葉をもらうようなことをなにもしていないのに…

いい子だなー…

そう思った。





それから
1日目は誘導をして無事に終わった


次の日の泊りの準備をして寝た






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