甘い魔法をかけて 〜満月〜
それからというもの、私は毎日訓練に励んだ。
彼がいなかったら死んでたかもしれない。
きっとそれは自分が弱いから。
もっと強くならなくちゃ。

そう思うようになった。

「"スカイ・カッター"!」

誰もいない競技場でもくもくと呪文を放っていく。

気がつけば時計は7時をさしていた。

「もう帰ろう。」

私は「"ムーブ"」と唱え、姿を消した。





これが幼い頃の記憶。
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