となりのアイツ*


でもまさか、あたしが嫌いな料理を自分からやってみようと思う日が来るなんて…全く思ってもいなかったな。


やっぱり恋の力って、すごいんだね。



あたしは、ソファーに座っている颯太のところへと移動し、颯太の隣のソファーへと腰掛ける。


そしてあたしたちは、どちらからともなく互いの手を繋いで微笑み合う。


繋いだ手からは、愛しい人の温もりが伝わってくる。



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