時わたりatラブ(仮)



藤「で、どやったん?土方はんとのでーとは?」



廊下を歩いてるとお藤さんにつかまり、

縁側で尋問されている。





ら「でーと??デートはまあ、良かったですよ。

お侍に絡まれたりしたけど…。」




藤「ま!!

ようそれで帰ってこれたなぁ。

土方はんが倒してくれはったん?」




ら「まあ?そうかな…

私が、急所を蹴って土方がグサッといったかんじ。」



藤「らんちゃん!おなごはそんなことよぅせぇへんよ?」



ら「いやー。
別に、私がおしとやかじゃないし。」




藤「とにかく、危ないことはせんといて!!

寿命が短かなるわ。 」




ぷっーと、頬を膨らませたお藤さん。



可愛いー!!!




ら「うふ。」




藤「やだ。笑わんといて!」

さ、夕食作ってあるさかい食べて寝ぇや?
疲れたやろ?」




ら「うん。ありがとう。

あと、あたしお藤さんの言う通りだったよ。」



藤「へ?

!もしかして、らんちゃん!?」




ら「私土方の事好きみたい。」



ひぃぃぃー!!



言ってしまった!!


恥ずかしい!




藤「らんちゃん‥‥‥。

うち、嬉しいわぁ!

らんちゃんが恋なんて!」




お藤さんが抱きついてくる。


ぐるじぃーーー。




ら「ぅうん。ありがとう‥‥‥?

く、苦しいよぉ。」




藤「はっ!いけないけない。

堪忍な。」


藤「ほな!また、明日!」




軽く手を振っていってしまった。


お藤さんってある意味、嵐みたいな人
だなー。



ちょっと、笑みがこぼれてしまう。





ら「さ!ご飯食べてもう寝なきゃ。」













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