時わたりatラブ(仮)
土方side
今日は色んな意味で疲れた。
らんのこともあってなのか?
土「はぁ。」
今日何回目のため息だよ。
俺がこんなに女に悩まされるなんてな‥‥。
自分で思うのも何だか
俺はかなり、女に好かれる。
昔は自分の顔が女顔で嫌だったが、
成長するにつれなかなかな顔になっていった。
父さんと母さんは病気で早死にしたから、よく覚えてないが、ノブ姉も喜六兄さんも音兄さんもかなりモテる。
江戸でも京にきてからも不自由しちゃいねぇ。
遊郭を歩けば女から寄ってくる。
まあ、媚を売る女は好かんが。
だから、俺は女に本気にならない。
だが、らんは違う。
媚を売るわけでもなく、ムカついた事があったらガンガンつっかかってくる。
男に好かれようとしているわけでもない。
初めはなんだコイツって、思ってたが今では満更でもねぇ。
らんが他の男と話してれば、イラつく。
って‥‥‥‥。
なに考えてんだよ!?
しっかりしろ!
土「見回りでもすっか。」
土方は、自室を出ていった。