時わたりatラブ(仮)






ら「!…嘘でしょ。」



驚いて少し取り乱しそうになる。


なんで医者のはずの正也さんが?

じゃあ、お藤さんはどうなるの?




土「すまねぇ、酷なことをいった。」




申し訳なさそうに言われる。

でも、土方のせいじゃないし。





ら「いいけど、なんで?

それじゃあ、新撰組と敵対することになる。」





土「ああ、奴が帰ってくるなら尚更だ。
藤さんはまだいい。
でも、一応用心しとけ。」







信じられない…。

会ったこともないけど、正也さんって良い人のイメージがあったから。





嫌だ


そんなの。







土「場合によっては、らんにとってもつれぇことになるかもな。


だが、隊のこともある。俺は、副長としてやることをやる。」





ら「分かってる。
でもまだ、確定ではないんでしょ。


でも、最悪な事になったら?


お藤さんも、巻き添えくらうんだよね。」




仕方ないかもしれないけど…

お藤さんが居なくなってしまうのは耐えられない。



でも、土方だって副長だから、私もその事はちゃんと覚悟を決めなきゃいけないんだ。







土「まぁ、まだ疑いだ。

心配するな。」






ら「大丈夫。ちゃんと気をつけるから心配しないで。」















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