時わたりatラブ(仮)
土「ちっ。」
舌打ちをして道場をでていく土方。
ら「あっ!まって!!」
近「らん。トシとちゃんと話し合ってきめなさい。」
ら「はい!」
土方も父上も凄い優しい。
わたしの危険、考え、ひとつひとつちゃんと考えてくれる。
あたりまえかもしれないけど、
わたしにとっては特別なこと。
だから、新撰組の役にちょっとぐらい立ちたい。
土方の気持ちもよーくわかるけど。
ら「土方。」
自室で不貞腐れてる土方に声をかける。
ら「あのさ‥‥‥。
なんかごめんね。」
土「俺は、反対。」
わたしが横にすわるとそっぽをむいてしまう。
ら「新撰組の役にちょっとぐらいなりたい。
わたし、此処に来て人って暖かいって思ったの。
ひねくれたわたしを娘と言ってくれた父上。好きだっていってくれた土方も。
はっきり言うけど、新撰組の未来は明るくない。」
はっと顔をあげる土方。
ら「わたし、未来からきたんだよ?
なのに、なんにもしないでこの時代を生きたくないし。できるだけの事をやりたい。だから、周りになにを言われようが隊士になりたい。
守ってくれる土方たちの、後ろに隠れてるより一緒に戦いたい。そのために剣術頑張ったんだから!」
土「らん‥‥‥。」
ら「お願い!!」
ばっと頭を下げる。
土「わかったよ。」
ら「本当に!?」
土「だが、必ず組長の側にいろ。
あと、きりあいになってもギリギリまで刀をぬくんじゃねぇ。己の手、汚すんな。」
ら「うん。」
土「死ぬなよ。絶対。」
ぎゅっと抱きしめられる。
ら「ありがとう。頑張る!!」