時わたりatラブ(仮)
山「‥‥で。
笹倉夫婦のことですが。」
ちょっとイラついてる山崎さんの報告を土方と二人で聞いている。
山「えー。
調べた結果、やはり笹倉正也は間者であることがわかりました。新撰組の情報はなにも流れてなかったので安心を。」
土「それで。」
山「奥さんに手紙に書いてあった場所を聞いて行ってみたところ、真っ赤のうそでした。
いま、ほかの監察にしらべさせています。あと、笹倉正也は祖父が長州の武士で、かなり有力であったと。しかし、罠にはめられ国をおわれ京で住むようになったそうです。その関係で笹倉正也は長州の間者であったのではないかと思われます。」
土「そうか。ご苦労。
なにかあったら、報告しろ。」
山「御意。」
スーっと山崎さんが出ていく。
ら「なんか、厄介な感じがする。」
土「ちっ、面倒なことになりやがって。
最近、過激派の動きが活発でな。
あんまり、巡察にらんを行かせたくなかったんだが。」
ら「心配してくれたんだ。」
えへ、ちょっと嬉しいかも。
土「そ、そうだな。
だから、総司の祝言もゆっくりとあげられねぇかもな。」
ら「えーっ!やだ!!」
すみれちゃんの祝言なのに!
土「その代わり、盛大にやるから。」
ら「どこであげるの?」
土「やっぱ、屯所か?」
んー。
それしかないよねー。
ら「だねー。他にないもん。お金かかるしね。」