時わたりatラブ(仮)


土「あ!これ、渡すの忘れてた。」

サッと刀を差し出してくる。

ら「これ!刀?なんで?」

土「なんでたって。

今日から、巡察いくだろ?もし、浪士にあったらどうすんだ?」

そっか。

素手で戦う訳にいかないもんね

ら「おー、ありがとう!土方が買ってくれたの?」

土「いや、近藤さんとな。女のお前でも使いやすいようにか軽くしてある。」

ら「後で、父上にもお礼言わなきゃ。
でもさ、どうやって腰に差すの?」

土「こうやって、袴の紐のとこに差すんだよ。」

おもっ!!

こんなの差すの!?

ら「腰、おれるー。

これ、慣れなきゃだね。」


土「そうだな。

でも、むやみやたらに抜くんじゃねぇぞ。」

ら「らーじゃー。」

土「その、らーじゃーってなんだ。」

ら「らーじゃー?

わたしの時代で了解、とか御意みたいな意味の言葉だよ。」


土「ふぅん。

らーじゃーか。」

ら「あ!ほんとはラジャーね。」

土「おう!らじゃー。」

なんか、土方が言うとかっこいいんですけど!?

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