時わたりatラブ(仮)


土「仕事サボって!

なにやってんだ、テメェらっ!!

早く、散れ!!」

どーしよ。

土方、青筋たてちゃってんじゃん。

まーいいや。

ら「コソッ。逃げましょー。」

沖「そーするのが、健全ですね。」

ソロ~っとまわれみぎ、をする。

土「ちょっと、まて。

二人は面ぁ貸せ。」

襟首捕まれれば、身動きがとれない。

もーーつ!

あと、もうちょっとだったのに。


副長室に強制連行されちゃいました。



土「あぁ?

で、なにしてたんだ。」

沖「雑巾掛けです。」

ら「沖田さんが、手伝ってくれたんですよ。なにか、悪いですか。」

ぶぅっと、頬をふくらませる。

ら「そーしたら、隊士さんたちが来ただけですもん。」

沖「そうそう。」

土「ったく。


やるなら、静かにやれっての。

うるせぇんだよ。」


うぅ。

もしかして、土方に迷惑かかっちやった?

土「もういい。総司は稽古いってこい。」

沖「はーい。」

沖田さんが明らかにムカついた顔で部屋をでていく。

ら「土方、ごめんね。

うるさかったよね。」

土「別に、そんなこたぁどうでもいい。

ただ、らんを人目にさらしたくねぇんだよ。それだけだ。」


ら「え?」

土「男ばっかのここで、下心ありありの野郎どもにらんのことなんざ、見せたくねぇんだよ。」

土「袴なんてあげて。」

もう一度、大きく息を吐く。

ら「ごめんなさい。」

なんで、袴あげちゃだめなのさ。

土「まぁ、そういうこともあるから、きをつけろってことだ。」

ら「うん。らじゃー‥‥‥‥。」

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