時わたりatラブ(仮)
土「しっかりしているな。」
翡翠「ふふ、そらここの姐さんどすからな。」
土「島原の遊女とはなにが違う?」
翡翠「身売りはしなくてもいいし、芸を一番に売ってるとこどす。
島原の太夫さんもすごいどすけど、祇園の芸姑も負けてませんのや。
ほら、小藤ちゅう芸姑さん知りませんか?」
土「いや、しらない。」
翡翠「一昔は、小藤姐さんが一番の売れっ子どした。
島原の太夫と同じぐらい。」
土「翡翠は、身売りするのか。」
一瞬驚いた顔をして、艶のある髪をすっとなでる。
翡翠「さぁ、この人ならええと思う御方なら。
土方せんせのような。」
手を胸にそえられて、してやられた、と俺はおもった。
まぁ、そのあとは‥別に言わなくてもいいだろう。
色々あって、翡翠は特に贔屓になった。
土方side終わり