時わたりatラブ(仮)

十悟は人懐っこい笑みで手を握ってくる。

補佐が十悟でよかった!!!

土方に感謝。

加「あ!長居してしまってすみません。では、失礼します、局長、副長。おやすみなさい。」

慌てて部屋を出ていってしまう。

ら「あ~あ、行っちゃった。」

土「食事どんだけ待たせんだ。」

ら「あ、ごめん。」

普通に土方空気になってたわ。

土「食事、どこで食べる?」

ら「ん~此処でいいよね。

わたし、食事取ってくる!」

土方待たせちゃったし急いで取りにいかなきゃ。

廊下を走って幹部の部屋に向かう。

ら「お疲れさまです!」

原「お、らんちゃん。いいところに来たな。」

永「ほら、佐之助の餓鬼だ。」

永倉さんの腕には小さな赤ちゃんがいる。

まさ「らんちゃん久しぶりやなぁ。」

ら「おまささん!

ごめんなさい。赤ちゃんのこと前言ってたのに、全然挨拶もお祝いもしてなくて。いつ生まれたの?」

まさ「一週間ぐらい前やろか。

驚かせたくて、言わんかったの。」

ふふっと悪戯な笑みでわらう。

沖「茂くんって言うんですよ。結構凛々しい顔してるんです。」

近「いやぁ、めでたい事が続くなぁ。」

ら「ほんとに。平助くんは?」

近「巡察だ。」

原「ったく。平助は運がわりぃな。」

永「だな。あ、らんちゃん抱いてみるか?」

ら「いいんですか?」

まさ「抱いてったてや。」

ら「じゃあ。」

永倉さんから茂くんを受け取る。

ら「可愛い~!!」

ちっちゃくて、目はクリクリして大きくて。

沖「土方さんは?」

ら「あ、動いちゃだめだから部屋でご飯食べるって‥‥。」

近「急だったからな‥。まさか昼の惨事からこんなに明るくなるとは。」

ら「土方は復活早いから。」

原「だったら、土方さんの部屋でご飯食べるってのはどうだ?」

永「妙案だな。じゃあ、みんなでお盆とかを運ぼう。」

沖「そんなことしたら土方さん照れちゃいますよ、きっと。」

まさ「うち、お料理運ぶさかい、らんちゃん茂を宜しくな。」

ら「落としちゃったらごめん‥‥‥。」

原「そしたら、らんちゃんは切腹な。」

冗談ぽく言ってるけど結構目がまじ。

怖っ!

ら「はーい。」

幹部みんなでぞろぞろと副長室に向かう。


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