時わたりatラブ(仮)

ら「みんなってどこいんの。」

加「特別隊用に作ってくれた部屋があって、台所の奥。」

ら「おっしっ!」


ダダダダダダダッ

スッパァァァァァァンッッ

走って力任せに障子をあける。

加「ちょっ!!障子壊れたし!」

ら「あんたら、職務怠慢すなわち士道不覚悟は切腹ってんの忘れた?」

綾「えっ!らんさん!?」

阿「なにしてんですか!?」

すんごい、驚いてる。

ら「朝稽古なんだけど?

早く来いよ。」

藤「俺ら、らんさんの下では働きたくないです。
先輩の松岡さんと広前さんも‥‥。」

ら「それってさ、先輩だからじゃん?

上に逆らえないんだろ?」

綾「なめてますよね。」

阿「女に頭下げるぐらいなら、切腹のほうがましだ。」

加「おい、お前ら。らんさんの気持ち分かってないくせして勝手なこというな。」

藤「十悟は補佐に選らばれて調子のってるだけだろ。」

綾「俺らは、女のらんさんにまとめられるほど安くないですよ。

帰ってください。」

阿「副長になんとでもいってくださいよ。」

ら「誰が帰るか。

それに、なめてもらっちゃ困る。」



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