時わたりatラブ(仮)
ら「私は女だけど、剣の腕前だってそこいらの男に負けない自信がある。
それに、副長副長ってなんなの?
あたしが副長の恋仲だから?
あたしはその前に副長をまもる隊士なんだけど。」
隊士たちはぐっ‥と黙りこんでしまう。
中「あの。」
部屋の隅っこで黙りこくっていた最年少の中島さんが立ち上がる。
中「俺‥、らんさんについていきます。
おなごなのにこの役目を引き受けるぐらい覚悟があるんですよね?」
ら「あぁ。」
中「なら、こんないざこざ止めてらんさんについていきます!」
ら「中島さん‥。」
中「失礼なことして申し訳ありませんでした。」
ら「ありがとう。」
よかった‥。
一人でもこういう風に認めてくれて。
ら「どうしたって認められないなら、徐々にでいい。
何年かかってもいい。
だから、取り合えず隊務はやってほしいんだ。」