時わたりatラブ(仮)


ら「じゃ、おつかれ!」

道場を出て朝御飯をたべに幹部部屋に向かうけどちょっとは気落ちしちゃうよ。

ら「お早うございます‥。」

土「お、らん。

飯一緒に食べるか。」

ら「うん。」

土「どうだ。調子は?」

ら「だめだめ。」

土「やっぱりな。

顔に最悪って書いてあるぜ。」

ら「えへへ。そお?」

土「ま、気落ちすることねぇよ。」

ら「だよね!」

土「隊長になったとはいえ来週から江戸だしな。」

ら「土方は腕大丈夫なの?」

土「あぁ。これしきのことだ。

あと、昨日はありがとな。

俺が用心しとけば‥。」

ら「そんな。罪悪感持つの止めてよ。」

土「いや。

あのな?

岡田以蔵で、らん目ぇ付けられてるらしいから気を付けろ。」

ら「え!!うそ。」

土「監察に一晩尾行させてた。

そこで、女隊士らん、って話してたとさ。」

ら「え~。岡田に勝てる気しないよ。」

土「俺もだ。」

ら「岡田も翡翠さんも、念入りそうだし。岡田は剣術の腕は上手すぎ。翡翠さんはなんか怖い‥。」

土「まぁ、弱気になるなって。大丈夫だ。用心するだけ。」

ら「うん、分かったよ。

ふぅ。もうご飯いらないや。

土方にあげる。」

土「ちゃんと食べねぇと腹空くぞ。」

ら「大丈夫だって。

さ、お父さんのとこで女中の仕事でもするか。まだ、特別隊の仕事はないでしょ?土方副長。」

土「あぁ。」




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