時わたりatラブ(仮)

なんがかんだでおしゃべりしてると

みんなの事がちょっとずつだけど分かった。

若さが感じられるというかなんていうか‥‥‥。

元気だな~っていうイメージ。

松岡さんは大人だったけど。

藤「らんさーんっ!副長が怒ってるよ?遅すぎるって。
大変だから戻ってよ!!」


うげっ!!


まじか!


ら「え~っ。

分かったー!!」

平助くんの焦りぐあい的に危ないかも。

松岡「らんさん、もういくのか?」

ら「うん。

土方が激怒だから。」

松岡「ゲキオコ??」

ら「激しく怒ってるの略。激怒!」

松岡「ふーん。」

ら「じゃー、ね!」

「はーい!」


激怒の土方のところに行かなきゃ。


なんで、しゃべりすぎただけで怒るのさ~。

めんどくさいな。

いくのやめて、どっかに出掛けようかな。


ら「仕方がない。行ってやるか。」




ら「土方副長。オヨビデゴザイマスカ~~?」

土「ちっ。

やっと帰って来やがった。」

ら「すいやせんね。遅くて。」

土「まぁ。いい。

らん。

江戸行きは中止だ。」

ら「へっ!?

なんで!!

糸姫様の謁見は!?」


土「糸姫様が京で行方不明だと。

ったく。

とんだ、お転婆さんだ。」

ら「だって、糸姫様は江戸にいるんでしょ?なんで、京なの?」

土「準備の関係で日程がずれたんだ。

行方が分かんなくなったのは、一週間前。やっと新撰組にお達しがきた。」

ら「じゃー、探すの?」

土「あぁ。」

ら「めんどくさそうだね。」

土「だから、イラついてんだ。」

ら「なるほどね。」

土「探してこい。」

ら「えっー!!私が!?」

土「半紙を買うついでにだ。」

ら「探すっていうか、きょろきょろすればいいんだよね。」

土「おぉ、そうだ。

頼めるな?」

ら「仕方ないなぁ。」

土「気を付けろよ?」

ら「うん!!

帰りにおだんごでも買ってくるね!」

土「みたらしで頼むぞ。」

ら「ハイハイ。」





< 256 / 379 >

この作品をシェア

pagetop