時わたりatラブ(仮)

部屋に戻って考えるけど、いいアイディアがうかばない。相手方のことを傷つけないようにだけどはっきり断らなきゃいけないんだもん。

ん~。始めは、こんにちは、かな?

いや、おかしいか。

ら「あー!!めんどくさっ!!」

あの娘には申し訳ないけど、面倒だよ。




そして、悩みに悩みぬいた結果‥‥。

ら「できた!!」

1時間半かけて、出来上がった!!

うん。

われながら、いい出来!

土方にみせよーっと!


ら「ひじか‥‥‥。」

スッーと襖をあけると机に突っ伏して寝ている土方が目にはいる。

ら「ふふっ!」

近寄ってよーくみると結構寝顔がかわいい。それでも、かっこいいんだけどね♪

机にはたくさんの報告書、編成替えの資料。

きっと、わたしが起きるずっと前に起きてやってたんだろう。

怪我してるんだし、そんなに無理しなくてもいいのにな。

土「っ。ん?」

うっすらと焦点の合わない目でこっちをみてくる。

ら「ごめん。起こしちゃった?」

土「いや。起こしてくれて助かった。」

ら「ちゃんと寝ないと体壊すよ?」

土「あぁ。すまねぇ。

で、らんはどうしたんだ?」

ら「返事書けたんだ。みて?」

手渡すとじっーと見られる。

ら「だめ、かな?」

なんか、真剣で緊張しちゃうんだけど!

土「まぁ、いいんじゃないのか?

たどたどしいけどな。」

ら「へへ。わたしにしては、いい出来でしょ?」

土「まぁな。」

微笑んでる土方はなんかやっぱり格好いい。

ら「その頬の緩みまくった顔を隊士にみせたらきっとなつかれると思うんだけどなー。」

土「そういう顔は近藤さんが見せまくってるだろ?だから。俺は鬼でいい。」

ら「だね。」

土「飯、食いにいくか。」

ら「うん。」









< 264 / 379 >

この作品をシェア

pagetop