時わたりatラブ(仮)


前を歩く土方の背中がなんだか大きく見える。

よーく、考えたら土方歳三と恋仲って凄いことだよね。神様ありがとう、だよ!

土方の歴史を変えなきゃ、絶対。

だから、これからおこりうる池田屋での事をちゃんと言おう。

ら「土方、あのね。

夕飯終わったら話したいことがあるんだけど、いい?」

土「どうした?真剣な顔して。」

ら「大切な事なの。どうしても言わなきゃいけない。」

土「分かった‥。

そんな、怖い顔すんなって。」

り「ふふっ。そうだね。」

土「ほら、らんの好きなだし巻きたまごだぞ。今日の夕飯は。」

り「ほんと?

うわ~!!沖田さんに取られる!」

急げっ!

走るぞ!!

土「待てって。」

り「ん?」

土「一言言いたかったが、恋文もらったら俺にいえよ?」

ら「なんで?

女の子からじゃん。」

土「男だったらの話だ。

そいつ、ぶったぎってやる。」

うわ。

目がまじだ。

ら「うん。分かった。」

えー、嫌だ~。


とか言ったら多分死んじゃうね。

土「よし。なら、いい。」

頭に手を当てられなポンポンされる。

ら「むっ。

わたし、子供じゃないね。」

土「いや、俺から見ればまだまだ子供だな。」

ら「うるせー。おっさん。」

土「あぁ?

まだまだ若い。」

ら「ふん。

これからハゲル年齢でしょ!?」

土「だれがハゲルか!

家族みんなハゲてない!」


沖「らんさんたち何いちゃついんですか~。」

土「うるせぇ。」

ら「そう言う沖田さんだって、外ですみれちゃんとキスしてたじゃないですか!強引に。」

沖「ゴホッゴホッ!!なっ!//

なんで知ってるですか!?」

ら「いや~。女の情報網なめんなよってことですよ。」

未だに咳き込んでるし‥‥。

ん?

咳き込むって。

嫌な汗がツッーとながれる。






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