時わたりatラブ(仮)
チュンチュンチュン
雀のさえずりで、目をさます。
あ~よく寝た。
幸せ~♪もう少しだけ、ねていいかな?
布団に潜りこみ、目をつぶる。
そういえば今日なんなあったような‥‥。
ん?
なんか‥‥。
バンッ
襖空いた?
ら「うん?」
沖田「らんさーん!!
大変ですよっ!もう、お昼です!!」
ら「はぁ!?!?」
沖「だから、お昼ですって!
早く支度しないと。」
ら「す、すみません!
私が早く起きてれば。」
沖「仕方ないですって。
準備出来たら、門の所に来てください。」
ら「はい!」
うわ~~!
沖田さん、起きてくれてありがとうございます!
もう、お昼だなんて。
寝坊だー。
とりあえず、袴来て髪の毛総髪にして。
刀もってっと。
忘れ物とか無いよね!
ら「いってきますー。」
誰もいないけど自室に挨拶するのがなんか、習慣化してる。
沖田さん準備出来てるよね。
ひー、ご免なさい。
沖「あ、らんさん。行きましょう!」
やっぱり、門のところに居た。
ら「本当にすみません!」
沖「全然。まだ、間に合いますよ。
今日は祇園の近くの角屋さんで作戦会議をします。
そこで、どういう風に入るか決めて夕方になって池田屋が空いたら入るという段取りです。」
ら「了解!
夕方になったら特別隊の仲間がこっそり見張りをしてくれてます。」
沖「なら。安心ですね♪」
大通りを喋りながら走る。
ら「安心?」
沖「らんさんが万が一襲われても、守る隊士がいます。」
ら「えっ、私襲われたら対応出来ますよっ!?そこまで柔じゃありません。」
沖「いや~。出来ませんよ。」
むっかつく。
なにコイツ。出来ませんよって。
沖「だっておなごの格好をするんですから。」
ら「え?」
沖「さっきふと思ったんです!
それが一番怪しまれないって。」
ら「嫌ですよ。おんなの、格好って。似合わないから!」
沖「まぁまぁ、角屋行ってから話せばいいんだし。取りあえず走りますよ!」
ら「そんなっ!
沖田さん~。」