時わたりatラブ(仮)


部屋のなかを見渡す。

窓なんかなくて、寒いし、じめじめしててて気持ち悪い。

なんなのさ、此処‥。

ら「‥‥。ここで、何するつもりですか?」

翡翠「そろそろ、周りが危なくなってきてなぁ。新撰組がかぎまわって。

できるだけ、あんたが外部と接触せえへんように、部屋を移しただけや。

外には、一日中見張りがおるし窓をあらへんやろ?」


そういうと、

どんっ

と思いっきり私を押してくる。


翡翠「あんま、調子にのらんといてくれる?目障りや。」

押された衝動で硬い地面に倒れた私に吐き捨てる。

翡翠「新撰組の巡回場所教えてくれへん?

毎日、ころころ変えて。

なぁ?」


そんなの、自分たちで月曜はこのルートで火曜はこのルートって考えればいいんじゃん!

確かに、奇襲を警戒して複雑になってるけどさぁ。

ら「っ。」

立ち上がろうとした瞬間翡翠の仲間の男に手首を拘束されてうまく立ち上がれない。

翡翠「まぁ、ええか。

また来るさかい、自分がどうすればええかじっくり考えとき。」







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