時わたりatラブ(仮)



土「らん!」


暫く待っていると沢山の隊士の人と土方に担がれた沖田さんが出てきた。


ら「土方、沖田さんは!?」

土「倒れてやがった。きっと、熱病だな。」

呆れたように土方が言う。

ら「熱病‥‥?」

土「暑さにやらただけだ、安心しろ。」

ら「良かった‥。」


土方は山崎さんたちに沖田さんを預けると、帰りの指示をしている。

そこに


近「らん!!」

暗くてよく見えないけど、たぶん

ら「お父さん?」

近「大丈夫、なのか!?」


ぎゅっと抱き締められる。

嬉しいんだけど‥‥




ら「すみません、首、すんごい痛いです‥‥。」

近「あっ!ごめんな。生きててよかった‥。」



慌てて手を外してくれる。



ら「心配かけてすみませんでした。

迷惑ばっかりかけてしまって。」



近「いや、いいんだ。俺たちのほうこそ遅くなりすぎた。

それに、そんなに傷作らせてしまった。」


ら「こんなの、いつでも治りますよ。」



藤「らん~!」



原永「「らんちゃん!」」



ら「みんな、無事でよかった!」





平助くんは頭を怪我するはずが無傷だし、永倉さんにも原田さんにもお父さんにも怪我がなかった。


安心だけど、歴史が変わってる。












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