時わたりatラブ(仮)
体勢を低くしながら敵陣の方へ向かう。
その間にも砲撃音、叫び声が響いていて
平成の日本で平穏に暮らしていた私にとって、非日常的な空間で自分が歴史の大きな戦いにいるんだと実感させられる。
戦いに圧倒されながらも既に敵の背後まで来ていた。
目の前にした敵はかなり多くて準備されている武器の質の良さ、効率の良さが目に入り不安がよぎる。
沖「皆さん、静かに近づいて、合図をしたら一気に攻撃です。」
私もできる限り気配を消して、音をたてないように抜刀の準備をする。
ピリッとした緊張感のままじっとその時をまつ。
沖「いまです!」
「おおおおっ!!」
その声とともに一斉に敵陣へ走り出す。
こうして動乱の時代の長い戦が火蓋をきった。