時わたりatラブ(仮)
#流血表現あり
ら「はぁっ、はぁっ…。」
その後はもう無我夢中だった。
敵をとにかく倒して倒して
気づけばあたりには誰もいない。
自分の服も顔も髪も鉄の匂い。
さっきまでの戦闘が嘘の様で風が吹く音と自分の息切れが耳に響くのが怖くて、この現場を見るのが怖くて、一旦つぶった目を開ける事が出来ない。
でも早く沖田さん達の所に戻らなくちゃ…。
ら「……。」
ふっと目を開けて
目を入るのは赤く染まった辺りと
憎くなるほど綺麗な空。
何人、人を斬ったんだろう?
数えたくないほどの屍の真ん中に私だけ立っていた。きっとこれを地獄絵図っていうんだなぁ。
不思議な事に戦かってた時よりも怖くなる。
ら「…ごめんなさい。」
そう自然と唇が動いて
その光景に目を逸らして歩き出した。
沖「らんさん!?無事でしたか。」
暫く歩くと
安心した様な沖田さんの声が私を呼び止めた。
ら「あ、沖田さん。
もう、此処も終わりましたか。」
振り返らない私を不思議に思ったのか少し間があく。
沖「?
はい。」
ら「じゃあ奉行所にもどりますね?」
だってこの姿を見たら驚く。
こんなに汚れてるんだから。
沖「分かりました、私も暫くしたら戻りますね。では!」
その言葉を耳にして奉行所に走る。
ら「はぁっ、はぁっ…。」
その後はもう無我夢中だった。
敵をとにかく倒して倒して
気づけばあたりには誰もいない。
自分の服も顔も髪も鉄の匂い。
さっきまでの戦闘が嘘の様で風が吹く音と自分の息切れが耳に響くのが怖くて、この現場を見るのが怖くて、一旦つぶった目を開ける事が出来ない。
でも早く沖田さん達の所に戻らなくちゃ…。
ら「……。」
ふっと目を開けて
目を入るのは赤く染まった辺りと
憎くなるほど綺麗な空。
何人、人を斬ったんだろう?
数えたくないほどの屍の真ん中に私だけ立っていた。きっとこれを地獄絵図っていうんだなぁ。
不思議な事に戦かってた時よりも怖くなる。
ら「…ごめんなさい。」
そう自然と唇が動いて
その光景に目を逸らして歩き出した。
沖「らんさん!?無事でしたか。」
暫く歩くと
安心した様な沖田さんの声が私を呼び止めた。
ら「あ、沖田さん。
もう、此処も終わりましたか。」
振り返らない私を不思議に思ったのか少し間があく。
沖「?
はい。」
ら「じゃあ奉行所にもどりますね?」
だってこの姿を見たら驚く。
こんなに汚れてるんだから。
沖「分かりました、私も暫くしたら戻りますね。では!」
その言葉を耳にして奉行所に走る。