時わたりatラブ(仮)






信「本当に寂しくなるわ…。」




ら「お信さん、本当にありがとうございました。また、来させて下さい!」




江戸滞在から5日経ち、



新しい隊士を引き連れて新潟に戻る時がやってきた。




それに伴い流石に30人もの新入隊士を私と土方だけで連れていくのは大変だからってわざわざ、平助くんと山崎さん、十伍が来てくれた。





お信さんから、土方の悪餓鬼ぶりを聞いたり試衛館時代の悪行やら散々話を聞いて、これからからかうネタも提供してもらい


料理とかお嫁さん修行みたいな感じで教えてもらえたし





ら「あー!!楽しかったぁ〜。」




土「そりゃあ、何よりだ。」





旅支度をして新潟にみんなで出立する。


でも、色々あってちょっと土方を見ると照れるんだよなぁ。




ら「平助くーん!じゅーごー!


久しぶりー!」




藤「おう!!俺も江戸でのんびりしたかったなぁ。」


十「久しぶり!」



この2人に会うのも懐かしい感じがする。




ら「新潟はどう?全然変わりない?」





藤「まあ、戦況は変わらないけど、薩長との話し合いで和平を結ぶかもしれねぇって。」





十「そりゃ、戦がないのはいいけどさ、わざわざ寒い新潟にきた意味がないよな。」




ら「うそ!そうなの!?」





土「ちっ、面倒せぇな。俺たちが帰る頃にはさっさと話し合いが終わってるといいんだが。」




ら「ま、戦が無いのはいい事だし…。」








戦をして仲間が死んでしまうのは嫌だし、


なにより、できるだけ人を斬りたくない。





和平…




もし、これが叶ったらどんな時代になるんだろう?


















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