時わたりatラブ(仮)
ら「でも、今思うと翡翠の気持ちわかるかも。ちょっとだけだけどね?」
岡「そうか?」
ら「うん。」
私がそう言うと岡田は不思議そうに首をかしげる。
岡「ほんとに不思議だな、お前は。」
ら「そう?」
未来からきたから、そう思われるのかも。
岡「もし…お前が土方の…。」
ら「土方の?」
岡「いいや、なんでもない。」
ふいっとそっぽを向かれる。
なんだよ〜、折角の再開なのに。
ら「教えてくれないの?」
岡「教えないな。」
ら「ちっ、知りたいのに。」
あ、やばい、ちっとか言っちゃった!!
岡「お前なぁ、女がちっとか言うんじゃ…。」
そのセリフ何回幕末に来て聞いたか…。
ら「さーせん。」
岡「まぁ、そんな事より。
お前さん…あれ、どうにかしな?」
あれ…って??
岡田が指差す方向を見ると
ら「…ひえ……!」
驚きのあまり開けっ放しにした障子から覗く
鬼の顔。
紛れもなく土方だ…!!
怖すぎるんだけど…
外の警護をしてたはずだよなぁ。
ら「…土方?」
土「おい、男には気をつけろ。」
どっから声だしてるのっ!?
怖すぎるって!!
ら「ハイ…。」
あんな迫力があったら何も言えないって。
土方は岡田を睨むと、障子を閉めてどっかに行ってしまう。
岡「ははは、土方も嬢ちゃんには弱いんだな。」
ら「笑いどこどじゃないし、後でぜったいドヤされる!!」
あ〜〜〜〜
恐ろしい!!