時わたりatラブ(仮)
ら「よしっ、やるぞ!」
翌朝日の出る前
新潟にきている松岡さんと十悟と喜仁の3人でこの任務に当たることになった。
喜「おっし!やりましょうぜ!」
ら「うん!」
松「なんでそんなにやる気あるんですか…。」
ら「だって、終わったら帰れるし。」
喜「俺は初めてのらんさんとの隊務だからな〜。」
ら「そうだよね!喜仁とはあんまり関わらなかったし…。」
喜仁はまだ15さいの新撰組の中でも一番の若手。なんか弟が出来たみたいで嬉しいな〜。
というより……
まだ土方から詳しい事を命じられた訳じゃなくて、ここに集まれっていうだけ…。
ら「ねぇ、高杉ってどんな人なの?」
十「なんていうか人を惹きつける魅力があるっていうか、過激ですけどね…。」
高杉ってあんまり馴染みがないなぁ。
あれ?
まてよ、高杉って労咳で死んでしまうんじゃかかった?
ら「高杉って死んでないよね?」
十「え、なに言ってるんすか!!
昨日見たでしょう!」
ら「だよね〜。」
じゃあ、労咳にはならなかったんだ!
今日の任務で会いたかった志士たちにだいたい会えたな…。
喜「ねぇ、らんさんってさあの噂通りなの?」
ら「噂?」
そんなのあるの?
喜「副長と恋仲っていう…。」
あれ、結構オープンにしてたんだけどなぁ。
隠しても絶対沖田さんとかにバラされるもん!
ら「うん。知らなかったの?」
喜「いやぁ、そうなのかと思ってたんだけど何か信じられなくてさぁ。」
松「それはあるよな。」
十「うん。あの 【副長】がね…。」
ら「えーなんで?」
そんなに付き合ってる感じしないのかな?
十「副長、女好きな感じだし。」
松「何人も馴染みいるし。」
ら「そうだよね…。今は手を切ってるらしい、けど。」
喜「副長ってどんな感じなんですか!?
らんさんと居るとき。」
ら「至って普通だよ?」
喜「え〜!!なんかないんですか?」
本当に普通だと思う。
ら「あ、優しい。」
松「副長が!?」
ら「あと照れ屋さん。」
十「はぁ!?照れるの?」
ら「うん…。」