時わたりatラブ(仮)






暫くみんなでわいわい話してると土方が入って来た。



その瞬間シーンと静まる部屋…




土「黙ってどうしたんだ?」


ら「いや、いきなり入ってきたからびっくりしたよ。ハハハ…。」




皆で土方のちょんまげ姿を想像して爆笑してたなんて口が裂けても言えない!





土「?まぁいい。らんこれ見ろ。」





不思議そうに首を傾げながらピラリと目の前に突き出された紙。




ら「女中…?」



たぶん女中を探してる、とかなんとか書いてある。



土「そうだ。女中として潜入してくれないか?」


ら「私が?」


土「あったりまえだ。こいつらが女中なんて滑稽すぎるだろ?」






そりゃあそうだよね。





土「で、らん以外は隊士として潜入して来い。なにか変わった様子があったら山崎が商人に扮しているはずだ。それに伝えろ。」



ら「じゃあ暫く此処にはかえって来れないの!?住み込み、って事でしょ!」



土「そうなるな…。」



女中としてだったら皆と一緒になにかあっても戦えないじゃん!


というより、1度高杉にあってるんだしバレないといいんだけど。




ら「あのさ、島田髷とかにしなきゃだよねぇ。」



土「大丈夫だ、床屋呼んであるからな。」




そういう問題じゃなくて絶対似合わない!


前髪あげなきゃだし恐ろしい…。





松「でもらんさん似合いそうですよ。」


ら「ほんとに?」


土「あぁ、楽しみだな。」





妙にニコニコしている土方。


ぜっったい何か企んでる…!!













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