時わたりatラブ(仮)
奇兵隊と高杉さん
高「俺が見抜けないと思ったのか?」
ハッと鼻で笑われる。
これ以上違いますって言っても意味ないよなぁ。
ら「スミマセン…嘘ついてました。」
高「やっぱりな。まぁ…土方あたりに探ってこいとでも言われたんだろ?」
ら「おっしゃる通りです…。」
高「で、どうだ奇兵隊の様子は。」
いままで正座をしてちゃんとしていた高杉さんがゴロンッと寝っ転がる。
ら「まだ特に探れてないので何とも言えません。」
高「そうか。
言っとくが、俺たちはお前らと戦をする気はないし、あんなのただの噂だ。」
ら「本当ですか?」
言葉だけじゃ信じられないもん!
私が疑わしそうな顔をして高杉さんを凝視してると
高「なんだよ。」
ら「言葉だけじゃ信じられないんですもん。」
高「分かった。じゃあ…暫く俺の小姓をやってみないか?」
ら「私がですか…?女中じゃなくて。」
新選組に帰るのが遅くなっちゃうのは嫌だけど念のため暫く此処にいるのも悪くないかもしれない。
ら「わかりました。宜しくお願いします!」
高「あぁ。」