時わたりatラブ(仮)
これには土方も沖田も驚いて、
土沖「ダメだろ。それは。」
ら「女人禁制なんだろ。迷惑はかけられないし勝手にします。」
近「いいじゃないか。危ないんだから。俺とトシの小姓になってもらえば。」
そっくりなんだ。
私の大好きだったあの人に。
『らん、一緒にかえろう。俺たちは家族だからな。』
『ありがとう!大好き!おじちゃん!』
『出てってよ!』
『あんたは家族じゃないの。あかの他人なんだからね?』
ら「っ!」
駄目だ、またフラッシュバックする。
時々こうなって我を失ってしまうんだ。
早く消えてよ…。
ら「なんで、そんなに優しいの?」
私の目からは涙がこぼれる。
なんで泣いてるのだろう。
ただ、似てるだけなのにな。
なんで、今更こんな事、
奥底にしまったばずの光景を。
ら「いっ!」
その時頭が割れるように痛む。
そこから、わたしの記憶はない。