時わたりatラブ(仮)
ら「つまんない……!!」
胸騒ぎがする、とか色々不安に思ってたけど奇兵隊にきて一カ月。
今の所なに不自由なく働けてます。
高「洗濯したか?」
ら「とっくにしました。」
高「掃除は?」
ら「しました、雑巾掛け二週しましたから綺麗です。
あの、私がやりたいのは女中とかじゃなくてもっと、こうアクティブな?そういう仕事したいんです!」
高「あくてぶ?」
怪訝そうにお茶をすすりながら聞いてくる。
ら「体を動かす、事です。」
高「んなこと言われてもな…。」
この一カ月で掃除以外は高杉さんとおしゃべりしたりしてたから結構仲良くなれた気がする。
ら「なんか仕事ください!」
高「だからねぇって!!」
ら「はーい…遊んできます…。なんかあったら言ってください。」
高「お、おう。」
テンションが低い私に若干困惑する高杉さんの部屋をでた
のはいいんだけど
なにしようかな…。
今の所高杉さん達に怪しい動きはないし、説得しようにもそういう動きがあるわけじゃないし。
この着物も苦しい…
たまには脱いで道着でも着て稽古しよう!
ら「久しぶりの道着だー!!」
うん、テンション上がるね!
平成にいた頃は剣道部だったし…新撰組では毎日のように稽古してたな〜。
防具をかかえて、竹刀をもって部屋を出ると
ら「あっ!!」
高「ん?」
まじで!!…女の格好でいろって言われたのに怒られる、かな?
高「らん、だよな。」
ら「ハイ!」
引きつった笑顔を浮かべながら後ろに後ずさりする。
高「俺、女の格好でいろって言ったよな?」
ら「言ってましたね。」
高「はぁ、わかったよ、稽古俺が付き合う。」
ん?高杉さんが!!
ら「本当ですか!?」
高「仕方ねぇな。」
ら「ありがとうございます!」
嬉しい〜!!稽古相手ができたのもあるけど高杉さんと手合わせしてみたかったんだよな。
高「防具とってくるから先に道場行ってろ。」
ら「はい!」