時わたりatラブ(仮)
最終決戦











ら「いいお湯だった〜。」






悩んでる、とかそういう事を悟られない様に笑顔で土方の部屋に入る。






土「おぉ、よかったな。」



ら「あ、荷物運んでくれたの?ありがとう!」



土「あぁ。それより、任務お疲れ様だったな。もしかすると、すまねぇ事をしたんじゃ無いかと思って。」



ら「ううん!あのね、奇兵隊で洋式の訓練受けれたし、馬にも乗れる様になったしいい経験になったよ。」






私が嬉しそうに言うと土方も安堵したように笑った。




ら「皆んなの顔みたら、戦する元気でたし!頑張るか〜。」





そう言ってゴロンと横になる。


あ〜女って分かってる相手といるのは楽だな!奇兵隊だと胸が肌蹴ないかとかめっちゃ気にしてたし…。





土「戦のことなんだが、らんには特別隊で任務をして欲しくてな。」



ら「お!任務?なになに?」



土「特別隊には、幕府の本部と新撰組の通信とけが人の救護に当たって欲しい。」



ら「うーん、いいけど…特別隊の力の持ち腐れ感あるなぁ。救護じゃなくて密偵とかは?」



土「それはまた言う。」



ん?


なんか変だな…やっぱり気を使われるのか。





ら「私はそれで良いけど、ほかの特別隊の隊士は所属の隊で任務させてあげてれるようにして欲しい。」




土「わかった、取り敢えず特別隊の事をよろしくな?」




ら「うん、了解!」






明日は休暇か…なにするかなぁ。






土「今日は泣かないんだな。」



ら「お風呂で泣いてきましたよーっだ!」




土「ははっ、長風呂だったもんなぁ。」



ら「うん…ちゃんと頭の中整理してみるよ。高杉の所行きたいのやまやまだけどね?」



土「だろうな。」





駄目だ、土方のところ居ても仕事の邪魔しちゃうな。





ら「じゃ、明日は休ませてもらうわー。」



土「お〜。」





土方の部屋をでてなにしようかと考えながら台所にいくと




ら「おいしそ〜。」




お漬物が置いてある。




食べていいのかな?これ!


うん、名前書いてないもん!私に食べる権利がある!!




お漬物とお酒ももって、普段みんなでご飯を食べる所で一人つまみ始める。




これじゃ完全におっさんスタイルだな…お酒も最近強くなってきちゃったし。




でも美味しいものはやめられない!




ら「は〜うま〜。」




藤「らんちゃんなに一人で呑んでんだよ。」



ら「平助くん!一緒に食べる?胡瓜の浅漬け美味しいよ。」




藤「じゃあ一緒に呑むか!」



ら「うん!」





平助くんと久しぶりに話したかも、あのお茶屋の女の子とどうなったんだろ?





ら「なんかさ、土方が明日休暇くれたんだけど、なにしようかな〜。この辺って何かあるの?」



藤「遊郭。」



ら「ええ、行かない…。」



藤「だよね〜。」




遊郭行ってもなんも楽しくないもん!



連れてかれた事あるけど、皆んながデレデレしてる図をただ見る苦痛な時間だった…。




藤「じゃあ稽古しなよ!久々の新撰組の稽古だろ?」



ら「そうだね!あと銃の稽古もしなきゃ、もう剣の時代じゃないもんね…」



藤「あぁ…戦をしてて弾丸が飛んできたらおれはなんも出来ねぇもんな。俺には銃は似合わねぇけどよ。」



ら「私にも似合わない、強くなっても銃には敵わないけど、時代に合わせて柔軟にならなきゃ。」



藤「それは女の特権だな。」






2人で笑うと、酌をし合って久々の新撰組での夜を過ごした。








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