時わたりatラブ(仮)




ら「ん~~~美味しいー!

ここの餡蜜サイコー!

幸せー!」




土「大声出すんじゃねぇ!

周りがみてんじゃねぇか!」



あ!やばいやばい!

ここは、平成じゃないしね。


でも美味しくてほっぺたが落ちそう!




ら「土方は、よくここに?」


土「まあな。」


ら「ふぅーん。

似合わないね。」



土「そうだな。」


素っ気なく答えると美味しそうに餡蜜を食べる。


めちゃくちゃ意外。




ら「土方は、いつも大変そうだしな。」



土「まあな、副長だから仕方ない。

それに、俺は勇さんを補佐できればそれで満足だ。」

ら「父上は、やっぱり誰からも好かれる。」


土「ああ、そうだな。」



ら「それに比べて、あたしは‥‥‥。」


土「らん?どうした?」




ら「何でもない!」


あんなこと土方に言ったってどうにもならないもん。



土「あのなァ、言いたい事とか相談してぇ時は俺たちを頼れ。

少しは甘えろよ?」


少し笑いながら頭を撫でてくる。


頼ってもいいの、かな?

頭を撫でられる感覚が妙に心地よくて…。


ら「……聞いてくれる?さっきの続き。


本当は土方に言っても迷惑だと思うけど…それでも土方がいいって言ってくれるなら。」



なんか、話したい。




土「もちろん。いくらでも聞いてやる。」




ら「土方ありがとう。」











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