鈴芽 ~幸せのカタチ~
「おまたせ」

後ろから祐介がやってきた。

「ううん。」

「先に何か食べよっか?」

「うん。祐介のオゴリね。」

私はそぅ言って祐介の手を握った。

「えー?じゃぁ牛丼な。」

「せこっ」

私たちは手を繋いで歩き出した。

端からみたら私も幸せそうに見えるのだろうか。
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