鈴芽 ~幸せのカタチ~
『ねースズ。
何があったの?』
ケーキを半分ほど食べた頃、えっちゃんが聞いてきた。
『本当に何でもないよ。』
数秒の沈黙の後、えっちゃんが怒り出した。
『何でいっつも何も言ってくれないの!?
祐介先輩の時だって、後から別れたってことだけ聞かされただけだし、
恭子先輩が言ってたことも気になるけど聞けないし、
最近ずっと溜め息ばっかりついてるし。
たまには相談してよ。』
あっけにとられた。
私のことなのにこんなに怒って、
心配してくれていたなんて。
フッとオジサンが言った言葉を思い出した。
何があったの?』
ケーキを半分ほど食べた頃、えっちゃんが聞いてきた。
『本当に何でもないよ。』
数秒の沈黙の後、えっちゃんが怒り出した。
『何でいっつも何も言ってくれないの!?
祐介先輩の時だって、後から別れたってことだけ聞かされただけだし、
恭子先輩が言ってたことも気になるけど聞けないし、
最近ずっと溜め息ばっかりついてるし。
たまには相談してよ。』
あっけにとられた。
私のことなのにこんなに怒って、
心配してくれていたなんて。
フッとオジサンが言った言葉を思い出した。